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コラム

歯周病と関連のある全身の病気とは

皆さんこんにちは。

日永歯科です。

 

歯周病は、歯茎や顎の骨を破壊する病気です。

 

重症化すると、歯を支えている歯周組織が崩壊し、歯そのものも失うこととなります。

 

さらに、全身の病気のリスクも上昇させることもあるのです。

 

今回はそんな歯周病と全身の病気との関連についてわかりやすく解説します。

 

誤嚥性肺炎との関連

歯周病が原因で起こる病気としては「誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)」が注目を集めています。

 

2019年の厚労省の発表では日本人の死因第5位に位置していたからです。

 

肺炎というのは、若い人の場合はそれほど重症化することはありませんが、ご高齢の方の場合は死に至ることも十分あり得るのです。

 

そして、誤って唾や食べ物を気管へと飲み込んでしまう「誤嚥」が生じると、それらに付着した歯周病菌などが肺で炎症を起こすことがわかっています。

 

脳梗塞・心筋梗塞との関連

重症化した歯周病では、歯茎に分布する血管を介して、歯周病菌や炎症性物質が全身へと広がっていきます。

 

その結果、脳や心臓の血管で血栓などが生じ、脳梗塞や心筋梗塞を引き起こすのです。

 

これらも日本人の死因の上位に位置するものなので注意が必要です。

 

早産・低体重児出産を誘発

妊婦さんに関しては、歯周病と早産・低体重児出産との関連について知っておくことが大切です。

 

これらも血管の病気と同じように、歯周病菌や炎症性物質が血流に乗ることで発症します。

 

血管というのは当然、子宮までつながっていますので、妊娠や出産にも大きな影響を与えることがあります。

 

基本的には出産を早めるような作用を引き起こします。

 

糖尿病を悪化させる

歯周病と糖尿尿病には、負の相互作用が認められます。

 

例えば、すでに歯周病にかかっている人は、糖尿病を発症するリスクが高まります。その逆もまたしかりです。

 

いずれの病気も発症している人は、負のスパイラルによってどんどん症状が増悪していく傾向にあるのです。

 

まとめ

このように、歯周病というのは身体全体の健康にも大きな悪影響を及ぼし得る病気です。

それだけに、早期発見・早期治療が何よりも重要といえます。

 

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